みんなが頑張ってくれた( )で、納期に間に合いそうだよ。 1 おかげ 2 せい 3 ごくろうさま 4 おせわさま 2 せい と答えましたが、間違いでした。 おかげ と せい は 何が ちがいますか。 ちがいを教えてください。 よろしくお願いします。
他の先生方の説明でのおかげで、よくわかったと思います。
〜おかげで、B
Bには結果が来て、そこに使う言葉はプラスイメージの言葉です。ですから、使うときには、うれしい、楽しい、よかった、感謝などの気持ちがあります。 あいさつにもよく使います。
〜せいで、C
Cにも結果が来ますが、そこに使う言葉はマイナスイメージの言葉です。ですから、使うときには、悲しい、くやしい、いやだ、きらいだという気持ちがあります。悪口になることが多いので、気をつけましょう。
まず
"せい"は、悪(わる)い意味(いみ)
"おかげ"は、良(よ)い意味(いみ)
で使(つか)うと、思(おも)ってください。
あなたの"せい"で、事故(じこ)の"せい"でなど
何(なに)かがあった時(とき)に
マイナスのことを表現(ひょうげん)したいときは
"せい"を使(つか)いましょう。
その反対(はんたい)で
あなたの"おかげ"で、協力(きょうりょく)の"おかげ"でなど、
何(なに)かがあった時(とき)に
プラスのことを表現(ひょうげん)したいときは
"おかげ"を使(つか)いましょう。
ただし、"おかげ"を
あなたの"おかげ"で、失敗(しっぱい)した
と使(つか)う人(ひと)もいます。
これは、嫌味(いやみ)で言(い)っていることがほとんどなので、
素直(すなお)な気持(きも)ちを伝(つた)えたいのでしたら、
"せい"は、良(よ)くないこと。
"おかげ"は、良(よ)いこと。
に使(つか)いましょう(*^^*)
どちらも同じように使いますが、。おかげは、よい意味でも悪い意味でも使われることがありますが、多くはよい結果があったときに使う言葉です。
迷った時は、よい結果の場合はおかげを使うと間違いがないと思います。
◎みんなの協力の(おかげ)で完成させることができました。(よい意味で使った場合)
◎夜中に赤ちゃんが泣いた(おかげ)で寝不足です。(悪い意味で使った場合)←この場合は、おかげをせいに置き換えることも可能ですがきつい印象を受けます。
それに対して、せいはよくない原因・理由によって起こったことを伝えるときに使う言葉です。
◎雨の(せい)で、今日の遠足は中止になりました。
◎失敗を人の(せい)にしないで下さい。
沢山の会話をしているうちに、微妙な使い方のニュアンスが分かってくると思います。
頑張って下さいね。