いつも日本社会学の知識を教えて頂きありがとうございました。============= 今回聞きたいことは: [ 1.病欠/事故/災害はともかく、日本では個人理由で休みを取る習慣はありますか。 2.日本人は有休あまり利用しない印象があります、実際はどんなふうにありますか。 3.仕事に戻ったら、どんなマナーがありますか。] 先生は休み取ることがありますか。どうぞよろしくお願いします。
アントさん、こんにちは。
今回は会社を休むときのマナーですね。
たしかに、日本人は、あまり休まない人が、多いかもしれません。
しかし、最近は、日本でも「働き方改革」によって、有休を使いましょう、という会社も増えてきました。
私も、旅行や、急な用事で、仕事を休んだことが あります。
有休は、社員の大切な権利ですから、きちんとマナーを守って、有休を使いたいですね。
まず、帰省や旅行など、長期休暇(ちょうききゅうか)をとりたい時は、1か月前までには、上司や、同じ部署の仕事仲間には、伝えておきましょう。そして、休みの間、アントさんの仕事をしてくれる人たちに、仕事や作業の引き継ぎ(ひきつぎ)をしておきましょう。
自分が休んでいる間、ほかの人に、迷惑がかからないように 準備をすることが、とても大切なマナーです。
そして、休みが終わって、出勤した時は、必ずお礼を言いましょう。
【帰省の場合】
「この度は休暇(きゅうか)をいただき、ありがとうございました。おかげさまで、両親に会うことができました」と言って、おみやげを渡しましょう。
すると、みんなから「ご両親はお元気でしたか?」や、「ご両親は喜ばれていたでしょうね」など、話してくれるでしょう(*^^*)
【旅行の場合】
「この度は休暇をいただき、ありがとうございました。おかげさまで、はじめて京都に行くことができました。これ、よかったらみなさんで召し上がってください」のような感じで、おみやげを渡してください。すると、みんなから、「京都はどうでしたか?」や、「お天気はどうだった?」など、色々と聞いてくれるでしょう。
また、急に、明日休まなくてはいけない場合は、休まなくてはいけない理由を、きちんと説明して、上司や、迷惑をかけてしまう人たちに あやまりましょう。
長期休暇の時も、急な休みの時も、休みの前日に、帰る時に、同じ部署の人に、声をかけてから、帰りましょう。
「すみません、明日から〇日まで、休ませていただきます。ご迷惑をおかけするかもしれませんが、よろしくお願いします」
「すみません、明日休ませていただくことになり、急で申し訳ありませんが、よろしくお願いします」と、きちんと伝えてから、帰りましょう。
いつも、一生懸命、仕事をがんばっているアントさんなら、みんなも、気持ちよく休ませてくれると思います。そして、誰かが休むときには、気持ちよく、休ませてあげましょう。
日本では、これを、”おたがいさま”と いいます(*^^*)
有休は使用して構いません。
しかし、有休を使用しお休みをする場合前もって上司やシフト作成者へ報告しなくてはなりません。
会社によりますが、交互にみんなで有休をとる会社もありますよ。
長くあ休みをとる場合には残るその他の社員に迷惑がかからないように考えて休みをとると良いですね。
・繁忙期は外す
・明らかに人手不足である等。
また、自分がいない間の事を考えて残る社員が仕事をやりやすいように準備していくことも大切です。
そうすることで、お互いにお休みを取得しやすい環境にもなるかと思います。
私の場合は
・体調不良
・引っ越し
・旅行
等で使用したことがありますが、お休みをとる場合にはかならず上記の注意点を意識して休んでいました。
そして、「お休みを頂きありがとうございました」とメッセージを添えてお菓子などを社員の人数よりも少し多めに購入し持って行っていました。
そして帰り次第、精一杯働きます。
権利でありながらもお休みの件を積極的にあまり言い過ぎず、慣れたころに相談してみることが良いと思います。それまでに信頼して頂けるような働きぶりであれば尚周りも快く相談・お休みを取得させてくれると思いますよ。
色々とドキドキしますよね
自分の国にいてもドキドキしてしまうことはあります^^
1. 有休をとることは社員の自由ですので、どんな個人の理由でも構いません。有休でない休みを取ると、ふつうは欠勤(けっきん)となります。欠勤の日は給与が払われないので、有休があるときはみんな有休をつかいます。
2.欧米の国と比べると、まだ日本人はあまり有休をとらないようです。「忙しいから」、という理由が多いですが、まわりの人が忙しくて休めない時だと、その人たちに気兼ねしてとらないこともあります。今は、法律で皆あるレベル以上の有休を年間でとらなくてはいけないようになりました。有休をとりたいときは、事前に(ある程度期間をおいて)上司にお願いして、許可をもらいます。病気や事故、災害などで有休をとる時は、事前の申し出はできませんので、突然でも認められます。上司は、特別な理由がない限り、有休の希望を認めなくてはいけませんが、忙しい時に突然の長期有休希望など、仕事に大きなダメージがあるときなどは、上司や会社は有休をとる日を変えてもらうよう話し合うことができます。(法律で「時季(じき)変更権(へんこうけん)」といいます。)。
3.有休をとる前日や取った後で会社に戻ったときは、上司や周りの仲間に挨拶することが大切です。
「明日から3日間、有休を頂きます。すみませんが、宜しくお願いします。」とか、「昨日まで有休を頂きました。ありがとうございました。」などと言えばいいですね。
また日本人は、有休で旅行に行った後などに、会社の人におみやげを持ってくる人も多くいます。
これは義務ではなく、「こういう所に行って楽しんできました」というあいさつと、休んでいる間に他の人に仕事をしてもらったという感謝の気持ちです。「○○に旅行してきました。おみやげですので、食べてください。」と言うと、周りの人と会話がはずんだりして良い雰囲気になるので、できたらやってみてください。
有休は権利(けんり)です。もちろん全部使っていいのですが、日本は【迷惑をかける】をきらいます。そして例文を見てください。自分の権利(けんり)にもかかわらず、いつも謙譲語(けんじょうご)を使っています。ですから、使って当たり前!という風に思ったら、少しチームワークに入るのはむずかしいかもしれません。まだまだ入社してすぐに【有休】のことを言ったりすると嫌な顔をする人もいます、残念ながら…
最近は少しずつ変わってきています。きちんと自分の権利は使って大丈夫です。ただし、謙譲してください(笑)そして有休とる場合は、長い休みで1週間程度です。もちろん会社によって違います。就業規則(しゅうぎょうきそく)に書いてあります。10人以下の会社はしゅうぎょうきそくがない場合もありますから、先輩や上司に聞いてください。(有休は2年間で消えますが、1年ごとに日数が増えます。)
みなさんも書いていらっしゃるように、お土産を配る、これも習慣化されています。
1.個人理由で休みを取る習慣
法律で定められている休暇ですし、 私の職場ではそれぞれの仕事のスケジュールに支障が出ない範囲で有給休暇をとっています。
2.有休の実際
およそ2ヶ月のうちに1日はとっています。
どちらかと言うと休暇のためと言うよりも子供の用事や所用のためとっているのが大半です 。
3.仕事に戻ったときのマナー
新婚旅行で1週間ぐらい休みを取得した時や、入院で1週間休んだ時は出社したときにお菓子などを持っていきました。
1、体調不良での休みなら、病状説明をする事。事故の場合には、怪我をした又は入院していると何日ぐらいで仕事に戻れるかも説明する。
2、日本人でも、有給休暇を使って旅行や私用に使います。例)運転免許センターで免許更新など。今は、コロナ禍なので、旅行は無理ですがそんなことにも使用しています。
3、旅行での休暇なら、お土産を会社の方々へ忘れないで下さい『しばらくお休み頂いてありがとうございました』と、言うことが大事です。もちろん、また今日から仕事を頑張ります。があれば、印象もいいですよ。
私は休みを取りますよ。
昔に比べて、最近は有休を取る人が増えたと思います。私も出来るだけ仕事に支障のない日を選んで、自分の楽しみのために有休を取るようにしています。
自分の都合ばかりを優先して休むと周りの理解を得られず良い印象ではありません。
有休は、働いている人の権利で、同僚達も利用するだろうし、お互い様の精神で、同僚が休むときはアントさんがその方が休んでいる間のフォローをしてあげれば、アントさんが休むときは同僚も気持ちよくフォローしてくれると思いますよ。
周りの方達との信頼関係を普段から築いておくことは大切だと思います。
休みの後、出社する時は日本では旅行先のお土産を持参します。一人一人に買って行かなくても良いので、職場で分けれるものを持参して、休んでいる間のお世話になったお礼もあわせて言うようにしましょう。
手続き等の個人的な用事で何日も休むことはないと思うので、お世話になったことのお礼だけを言えば良いと思いますが、それが何回もあったとしたら、私は気持ちを表現する手段として手土産を持参するかなぁ(^_^;)
また、有給休暇届けに理由を書く欄がありますが、詳しい理由まで書かなくてもいいです。私は私用のためとしか書きません。何?と聞かれた時だけ、詳細を答えてます。答えなかった事を問題にされたとしたら、問題にする方がおかしいです。先ほど書いた通り、理由はどうであれ有休は働いている人の権利ですから…
とは言うものの、職場であからさまに権利だ!と言う事ばかり言ってしまうとギクシャクしてしまうので気を付けましょう。
1.個人的な理由で休みを取る場合は、一緒に働いている人達への迷惑をまず最初に考えるべきだと思います。つまり、仕事が多忙な時期の個人的な休み(旅行など)はできるだけやめて、仕事が多忙ではなくなった時期に休みを取るべきだと思います。
2.有休は働いている人の権利なので、自由に取ってもOKのはずですが、有休が多い人は「仕事のやる気が無いのではないか」と会社の上司から思われるのではないかと考えて有休を取らない人が日本には多いのではないかと思います。
3.有休から仕事に戻ったら、おみやげのお菓子を会社に持参して「よかったら皆さんで食べて下さい」と配るのも良いマナーだと思います。