先生、いつもありがとうございます。 また、質問があります。 「ついに」「やっと」「とうとう」のちがいは、何ですか? ついにきた やっときた とうとうきた ちがいがよくわかりません。 N1の友達にきいたら、わかりませんでした。 会社の人にきいたら、わかりませんでした。 教えてください。 お願いします。
①何度も試験を受けたのに、不合格だった。長い間、合格したいと思っていた。そしてついに合格できた。このような文にして使います。
②仕事が定時(17時または、18時でいつもは、仕事終わり)になっても、仕事が終わらないので、残業することになった。夜の21時まで仕事しました。21時に終わった時点で『やっと、今日の仕事が終わった。ようやく、家に帰れる』このような時に使います。
③恋人と、旅行に行きました。2日間一緒に楽しく過ごしました。今は、もう夜です。恋人とさようならしなくていけません。恋人は、電車に乗って家に帰ります。恋人を駅のホームまで送りました。電車が来るまで、2人は楽しく話をしていました。2人は、ずっと一緒にいたい気持ちです。でも、電車が到着します。とうとう、さようならする時間になりました。恋人と離れてしまうのは、悲しいですよね。そんな時に、電車がずっと駅に到着しないで欲しいのに。電車は、時間通りくるので。そんな時に、とうとう電車が来たとか、 とうとう別れをする時間が来たなど。残念…悲しいの時に使います。
うれしい時にも、とうとうは使えます。
「ついに」と「とうとう」は、ほぼ同じ意味合いで、長い時間ののちに、結局ある結果になったという意味をあらわすことばです。「ついにきた」は、長い時間をかけて、たどりついたというニュアンスで、「とうとうきた」も同じですが、「とうとう」は、きたところが最後の地点(あるいは最終ゴール)であるニュアンスが少しあるような気がします。
「長い時間をかけ、ついに完成した」 「本当のことはとうとう最後までわからなかった」
「やっと」は長い時間とともに苦しい労力もかけて実現した(実現する)というニュアンスがあります。また、実現したが、余裕がなく、かろうじて できたという意味合いがあります。
「やっときた」というと、ようやくのことで来ることができた、というニュアンスです。
「苦心のすえ、やっと勝った」などと使います。