レベル名: 上司に確認を依頼する

お手隙(おてすき)

A:部長、失礼致します。来週の会議の資料を作成いたしました。お手隙際にご確認いただければ幸いです。

B:わかりました。後で確認します。

「お手隙(おてすき)」は、手が空いていることを意味します。「お手隙の際に」は「手があいているときに」の丁寧な表現で、ビジネスの場面においてよく使われる表現です。相手の忙しさやスケジュールに配慮し、時間に余裕がある時にしてほしいと伝えるときに用いられます。

-お手すきの時で結構ですので、〇〇までご連絡をお願いいたします。

-お手すきの際に、ご一読いただければ幸いです。

-お手すきの折にでも、ご確認いただけますでしょうか。

お手間(おてま)

A:昨日伝えた企画書の件ですが、どうなりましたか?

B:先ほど企画書を修正いたしました。お手間を取らせてしまい恐縮ですが、再度お目通しいただきますようお願い申し上げます。

「お手間」は、何かをする労力や時間を意味します。「お手間を取らせてしまい、申し訳ございませんでした」のように使われることもあります。

<「ごめんなさい」の意味>

-この度は、お手間を取らせてしまい申し訳ございません。

<「ありがとう」の意味>

-お手間を取らせてしまったのにもかかわらず、あたたかいご対応、ありがとうございます。

お手数(おてすう)

A:お疲れ様です。こちらがひかり株式会社との打ち合わせ議事録です。お手数をおかけしますが、ご確認頂き、今後の方向性についてご指示ください。

B:わかりました。確認次第連絡します。

「お手数」は、他人のためにわざわざかける手間のことを意味し、「お手数をおかけし大変恐縮です」「お手数ですが、~」のような定型文で使用されます。

-お手数をおかけしますが、ご教示いただきますようお願いします。

-お手数をおかけしますが、今週中にご返信ください。

-お手数をおかけして申し訳ありませんが、何卒よろしくお願いします。

-お忙しい中、大変お手数をおかけしました。