レベル名: 自らの行動について申し出る
いたしましょうか。
A:経営会議の日程が急に変更になって、資料の作成が間に合いそうにないんだ。
B:私でよろしければ、お手伝いいたしましょうか。
Bの「私でよければ」は相手から依頼を快く応じる場面や、自らの行動を申し出る場面で使われる言い回しです。「いたしましょうか」は「する」の謙譲語で、立場が上の人に対して「私が何かをする」と伝えるときに使う表現です。
なさいますか。
A:課長、会議の時間が10時と15時のどちらかになりますが、いかがなさいますか?
B:15時でお願いします。
「なさいますか」は、「する」の尊敬語「なさる」が使われています。「いかがなさいますか」のように、目上の人物に判断をあおぐときや尋ねるときに使われる表現です。
していただけますか。
A:今日中に新規事業案の確認をしていただけますか。
B:かしこまりました。できるだけ早く確認します。
「~ていただけますか」は話し手が聞き手に対して、丁寧にお願いするときに使う表現です。「~ていただけませんか」の形で用いられることもあります。