レベル名: 感謝の気持ちを伝える
A:本日は、遠くからはるばるお越しいただきまして、誠にありがとうございます。
B:こちらこそ、お招きいただきありがとうございます。
「お越しいただきまして」の「お越し」は「来る」の敬語です。「お越しいただき」は「来てもらう」という意味を表し、後ろの文に接続することで、「来てもらってありがとうございます」という意味を表します。
A:創立15周年、心よりお祝い申し上げます。貴社の取り組みから、いつも多くのことを学ばせていただいております。皆様のますますのご発展を心よりお祈りいたします。
B:弊社の記念式典では、御社の皆様に多大なるご尽力をいただきまして、ありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。
「ご尽力をいただきまして」は、ある事を成し遂げるために力を尽くすことを、目上の人などに丁寧に言う表現です。
A:斎藤さん、お疲れ様でした。今回の異動先では商品開発の仕事をすることになります。新しい職場での斎藤さんのますますのご活躍をお祈りしております。どうかお身体にお気をつけて、頑張ってください。
B:この度はご厚情あふれる励ましの言葉をいただき、深く感謝申し上げます。皆様にはこれまで大変お世話になりました。この5年間楽しく仕事ができましたのは、皆様のサポートがあったからです。新しい部署でも活躍できるように精一杯頑張ります。今後ともご指導のほどよろしくお願いいたします。
「ご厚情」は目上の人が親切にしてくれたことに対する尊敬と感謝の気持ちを込めた言葉です。「思いやり・親切な心・深い」という意味を持つ「厚情」という単語に接頭語の「ご」を付けた尊敬表現です。「ご厚情」はフォーマルな場面で多く使用されます。