レベル名: 業務上の謝罪
不手際(ふてぎわ)
A:いつもお世話になっております。ハピネス・トラベルの後藤でございます。先日のツアーに参加されたお客様から、ご夕食についてご指摘があったようなのですが、御社にご連絡は届いておりますでしょうか。
B:はい、和食ではなく、フレンチになってしまっていた件ですね。弊社で不手際があり、大変申し訳ございませんでした。お詫びと、ご返金手続きについて、昨日お客様にはお電話にて連絡させていただきました。
宿泊先の夕食のタイプが予約内容と異なっていたことに関する顧客からの指摘について、旅行代理店とホテルとの間で連絡が行われています。ホテル側が旅行代理店に対して謝罪をし、進捗状況について報告している場面です。「不手際」は、行ったことの結果が悪かった、十分にできなかったという意味があり、自らの責任を認めて謝罪するときに使われる表現です。
行き違い(いきちがい)
A:5月15日付けでご請求申し上げました配送手数料の代金について、お約束の期限を過ぎた現在でも、お支払いいただいておりません、至急ご調査のうえ、お支払いくださいますようにお願い申し上げます。本メールと行き違いの場合は、悪しからずご容赦願います。
B:先ほど支払いを完了致しました。期限を過ぎてしまい、大変申し訳ございません。ご確認よろしくお願い致します。
「行き違い」は、「すれ違い」の意味があり、取引先との連絡にすれ違いがあったという意味になります。商品が届いていない時や入金がされていない場合に、催促をするメールを送るときなどによく使われる言い回しです。
不注意
A:お世話になっております。株式会社ABC、営業部の野村です。先ほどお送り致しました見積書の金額に誤りがございました。このメールに添付している見積書に正しい金額を記載しておりますが、124000円ではなく131000円が正しい金額となります。
私の不注意からご迷惑をおかけしましたこと、誠に申し訳ございません。取り急ぎ、見積書の記載誤りのお詫びとご報告を申し上げます。
B:ご連絡ありがとうございます。金額について確認いたしました。今後ともよろしくお願いいたします。
「不注意」は「注意が足りないことで事故や事件、問題の原因になること」を意味します。トラブルを引き起こした際の理由を表す表現です。